銀座・冬の風物詩-ミキモトのジャンボクリスマスツリー、今年も点灯

今年は赤と白のイルミネーションが銀座の街に彩りを添える。ツリー下にはガラス製の雪だるまを配した

今年は赤と白のイルミネーションが銀座の街に彩りを添える。ツリー下にはガラス製の雪だるまを配した

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 銀座・ミキモト本店(中央区銀座4)前で11月7日夕方、「ジャンボクリスマスツリー」点灯式とアカペラグループによるクリスマスライブが行われ、歩行者天国となった銀座中央通りは大勢の来街者が集まった。

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 1976(昭和51)年以来、銀座の冬の風物詩として親しまれてきた同ツリーも今年で32本目。高さ約10メートル、樹齢約30~40年のもみの木は群馬県嬬恋村から根付きのまま運ばれてきた。

 今年のテーマは「夢」。創業者の御木本幸吉が「世界中の女性を真珠で飾る」という夢を描き続けたことから、「夢を持つこと、そしてそれに向かって努力することの大切さを改めて感じて欲しいとの願いを込めた」(ミキモト広報担当の八木さん)という。

 今年は赤と白のイルミネーションカラーを起用し、ツリーには約3,000個のイルミネーションを装飾。女性3人グループ「カペラッテ」がクリスマスソングを歌うなか、一般公募150件の中から選ばれた小学生の男児2人と女児2人が点灯者として登壇、ジャンボクリスマスツリーへの点灯を行うと一斉に歓声が起こり、携帯片手に撮影する姿が見られた。

 毎正時には、ツリー下に配したガラス製の雪だるまが加わり音楽と光の演出も行われる。八木さんは「今年も多くの方が見守るなか点灯することができた。例年にない(気候が)異例の温かさで驚いている」と話す。

 点灯時間は10時~22時。12月25日まで。

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