東京メトロ銀座駅日比谷線コンコース「銀座のオアシス」に11月25日・26日、2日間限定の足湯露天風呂「観音温泉 銀座の湯」がオープンした。11月26日の「いい風呂の日」を記念したもの。
銀座駅開設して以来初となる温泉は、伊豆・奥下田の旅館「観音温泉」(静岡県下田市)が主催したもので、同旅館を経営する滝野川自動車(同)が販売するミネラルウオーター「飲む温泉水」のPRを兼ねたもの。同スペースには観音温泉から運ばれた約2,000リットル分の湯が入った3台の足湯露天風呂を設置した。
同駅利用の会社員やOLをターゲットに、「気軽に楽しめる日帰り温泉」をアピールする銀座の湯。タオルも用意し、「お昼休みに手ぶらで来てほしい」とイベント広報担当の福本さん。温泉効能は筋肉痛、腰痛、リューマチ、動脈硬化症、ぜん息などで。入湯した利用者からは「朝ラジオで聞いて来た。入った感想はさらさらしてやわらかい感覚」や「入っているうちに、全身が温かくなり寒いこの時期にはうれしい」などの声が上がった。
25日に行われた開湯式に参加した観音温泉女将・鈴木和江さんは「銀座で働く女性に来てほしい。ショッピングや勤務で銀座に集まる皆さんの笑顔が楽しみで企画した。足元から温まっていただき、冷えがちな冬の女性の体と心を温めてほしい」と話す。
入湯時間は、25日=16時~20時、26日=11時26分(いいふろ)~20時。利用無料。