日本ユニセフ協会(港区)と博報堂(港区)の「hakuhoudo+design project」が中心となり進める「TAP PROJECT 2010」が3月22日より、銀座エリアでも開催されている。
2007年にニューヨークで始まり、昨年日本に上陸を果たした同プロジェクトは、都内や横浜のレストランなどで提供する無料の「水」や「お茶」に対して任意で100円以上のチップを支払うことで、衛生環境の悪い国の子どもたちを支援する募金キャンペーン。国連が制定した「世界 水の日」に合わせ、東京、名古屋、関西の3エリアに拡大し、800店を超える参加店舗でスタートを切った。
広域銀座圏内では「APICIUS」(千代田区有楽町1)、「LA BETTORA da Ochiai」(銀座1)、「キハチ銀座本店」「ahill銀座」(以上、銀座2)、「オーバカナル銀座」(銀座6)、「IL PINOLA 銀座」(銀座7)、「つきぢ田村」(築地2)など22店舗が参加。
オーバカナル銀座店の黒川店長は「今年で2回目の参加だが、テーブルに置かれたパンフレットを最後まで読んでご賛同いただく方が昨年よりはるかに増えている。100円、それ以上の金額を置いていかれる方もいらっしゃる」と話す。
昨年の募金額は1,305万9,210円で、マダガスカルの小学校16校に手押しポンプ式の井戸14基、トイレ64基が設置されたという。今年の募金額目標は2,000万円で、20校の学校に給水設備やトイレの設置を目指す。
今月28日まで。