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京都の和菓子店「菓匠 清閑院」、銀座に関東旗艦店、コンセプトも一新

内装は洋菓子店をイメージさせる白を基調とした明るい空間となる(写真=パース画像)

内装は洋菓子店をイメージさせる白を基調とした明るい空間となる(写真=パース画像)

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 和菓子販売を手がける菓匠 清閑院(本社=京都市左京区)が10月20日、銀座に直営店「菓匠 清閑院 銀座本店」(中央区銀座7、TEL 03-5537-0530)をオープンする。

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 1988(昭和63)年設立の同社は京都に本店を構える。同店オープンを機に、銀座から京菓子の魅力を伝えようと銀座本店を新たに設け、今後は京都本店との2本柱で展開していくという。同店は関東の旗艦店でもあり、銀座から京菓子の魅力やブランドイメージを伝える情報発信の役割を果たす。

 今回のオープンをきっかけにコンセプトを一新。全商品を季節商品「SHIKI」、これまで中心だった和菓子に加え、洋菓子のエッセンスを加えた「Simple Style」、定番商品「Traditional」の3つに分け新たな商品展開を行うほか、これまでの重厚な店づくりを避け、内装は白を基調とし間接照明を使用した明るい空間を演出する。店舗面積は53平方メートル。

 これまでのコアターゲット層である50~60代の女性から年齢を下げた30~40歳代の女性を狙い開発した「Simple Style」では、くりきんとんをチョコレートで覆った「まろんショコラ」(4個入り=1,050円)や抹茶ようかんに求肥をとじ込めた「茶み」(1個=158円、4個入り=735円)などを販売。小ぶりな商品を一つずつ包装した4個入りが基本で「贈答用では2,000円以内で収まるほか、友達と分けて食べられるように工夫した」(広報担当の関さん)という。想定客単価は3,000円。

 営業時間は11時~22時(土曜は19時まで、日曜・祝日は12時~19時)。

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