銀座に中古自転車店「サイクリー」-ビアンキ、ルイガノなど100台以上

100台以上のスポーツサイクルが並ぶ店内

100台以上のスポーツサイクルが並ぶ店内

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 銀座・昭和通り沿いに3月11日、中古自転車の買取販売店「サイクリー銀座店」(中央区銀座3、TEL 03-3543-3196)がオープンした。

昭和通り沿いに構える「サイクリー銀座店」

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 運営は、愛知を拠点にパソコン教室事業などを手がけるAIカンパニー(愛知県名古屋市)。中古自転車買取業は2005年にスタートし、名古屋店を1号店に全国で22カ所の店舗を出店。スポーツサイクルを中心に買い取り・販売を行なっている。

 東京都心部への出店は西武新宿店、神田店に続く3店舗目。「銀座へはこれまで名のある自転車ブランドが出店してきたが、長く続くお店は見当たらない。中古業態であればブランド店とは違ったチャレンジができるのでは」(サイクリー企画マネージャーの鈴木さん)。

 場所は昭和通り沿いの「中央労働金庫 銀座支店」跡地。店舗面積は約45坪で、シンプルな白壁に完成型のスポーツサイクル100台以上、サドル、ハンドルなどのパーツ類、ライト、鍵などのアクセサリー類、ヘルメット、ウエアなど1,100点以上の関連グッズが並ぶ。

 「銀座に買い物に来る富裕層」と「銀座にオフィスを構えるビジネスマン」をターゲットに販売する自転車ブランドは、「コルナゴ」「ピナレロ」などハイブランドから、「街乗り用」の「ビアンキ」「ルイガノ」まで。完成車の販売相場は4万円~80万円程度。買い取り、修理、カスタムにも応じる。

 オープン初日は東日本大震災の影響で帰宅困難者も多かった3月11日。当日は「『足』を求めて飛び込みで自転車購入を検討する人も多かった」という。

 「中古というイメージを払拭するきれいで入りやすいお店作りを心掛けている。難しい土地だが、銀座の自転車店のシンボル的な存在になっていければ」(鈴木さん)。

 営業時間は10時~20時。水曜定休。

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