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有楽町でチャップリン映画特集-東京初上映作含め11作品を連日上映

「モダン・タイムス」(1936年、©Roy Export Company Establishment.)

「モダン・タイムス」(1936年、©Roy Export Company Establishment.)

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 チャールズ・チャップリンの映画11作を一挙にリバイバル上映する「チャップリン映画祭」が4月9日より、有楽町イトシア(千代田区有楽町2)4階・ヒューマントラストシネマ有楽町(TEL 03-6259-8608)で開催される。

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 「Shall We ダンス?」などで知られる周防正行監督がチャップリンをフィーチャーした最新作「ダンシング・ チャップリン」の公開を記念した同企画。同名バレエ作品を原作にした同作は、ドキュメンタリーとダンスパフォーマンスによる2部構成の異色作で、銀座・有楽町エリアでは「銀座テアトルシネマ」(中央区銀座1)で今月16日より公開される。

 同じくテアトル系列館であるヒューマントラストシネマ有楽町では、同作公開に合わせて今回の特集を組んだ。上映するのは、「モダン・タイムス」(1936年)や「街の灯」(1931年)などチャップリンの名を世界に広めた名作から、アメリカの映画研究家が骨董(こっとう)市でフィルムを買い、偶然発見したという東京初上映作「泥棒を捕まえる人」(1914年)まで幅広い。

 チャップリン映画について、東京テアトル映像事業本部興行部マネジャーの西澤彰弘さんは「時代時代の社会情勢を悲喜劇として映し出すところが一番の魅力」と話す。「特集を通して、(周防監督の)最新作にも関心を高めてもらえれば」とも。

 9日には関連企画として作品上映終了後、周防監督と日本チャップリン協会会長の大野裕之さんによるトークイベントも開催する。

 連日10時から1回上映。鑑賞料金は1,000円。今月22日まで。

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