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銀座・松坂屋屋上のビアガーデン、1週間前倒して営業開始へ

昨年のビアガーデンの様子。期間中に4万人が足を運んだ

昨年のビアガーデンの様子。期間中に4万人が足を運んだ

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 銀座松坂屋(中央区銀座6)屋上のビアガーデン「麦羊(ばくよう)亭」(TEL 03-3569-3871)が4月28日、例年より1週間前倒しでオープンする。

ライトアップした夜のビアガーデン

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 運営はサッポロライオン(中央区)。1984(昭和59)年にスタートし、現在まで続く銀座中央通り唯一のビアガーデンとして昨年は4万人超が来店。ゴールデンウイーク期間中は家族連れやカップルを中心に、通期では銀座周辺に務める会社員や女性客の人気を集める。

 連休半ばに設定してきたオープン日を1週間早めたのは今回が初めて。サッポロライオン経営戦略部の西村礼佳さんは「連日の余震や放射能関連のニュースなどで、お客さまが少なからずストレスをため込んでいるのでは」と話し、「少しでも早くストレス解消の場を提供したい」との思いもあり前倒しを決めたという。

 都内では今夏、電力不足による「節電対策」が広く求められるが、「屋上が会場のビアガーデンは空調を使わない点も特徴」と西村さん。併せて会場の照明、ちょうちん、調理場の蛍光灯を間引いて営業する。席数は350席。

 会場で提供する生ビールは、47年のキャリアを持つ「ビアガーデンの顔」伊豆倉務さんが担当。ドリンクメニューはサッポロ生ビール黒ラベル(大ジョッキ=1,050円、小ジョッキ=630円)、各種サワー(580円)、ソフトドリンク(500円)など。

 客の9割が注文するという「看板メニュー」は、「手もみジンギスカン食べ放題+生ビール飲み放題(120分)」(4,500円)で、「しょうゆ」「塩」「みそ」ダレをもみ込んだ3種の子牛肉を用意する。一品メニューは「特選 ラムの鉄板焼き」(2,180円)、「ジンギスカンピラフ」(1,280円)、「ビヤガーデン名物 塩やきそば」(980円)などで、「枝豆」(480円)、「チキンバスケット」(780円)などのおつまみメニューもそろえる。

 5月3日には、1974(昭和49)年結成のトラッドジャズバンド「デキシージャイブ」がライブを開く。上演は15時~、18時~。雨天強風の場合は中止。

 営業時間は、平日=17時~22時(5月2日は15時~)、土曜=12時~22時、日曜・祝日=12時~21時。雨天・強風の場合は休業。9月中旬まで。

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