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築地場外市場で「半値市」-300店が各店一品を限定販売、行列店も

昨年の築地半値市には約5万人が来場

昨年の築地半値市には約5万人が来場

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 築地場外市場(中央区築地4)で5月18日、卵焼き、マグロ、のりなど場外市場の品を通常の半額で販売する恒例「築地半値市」が開催される。

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 主催は築地場外市場商店街振興組合など「築地食のまちづくり協議会」に加盟する5団体。400店舗以上がひしめく同市場のうち約300店舗が、各店一品を通常の「半額」で販売する。2000年から始まり、春まつりと連動開催した前回は約5万人が来場したという。

 初の平日開催となる当日は、マグロ(1キロ3,000円)、明太子(400グラム1,000円)、すしのり(3帖1,260円)、せん茶かりがね(1,050円)、黒毛和牛肩ローススライス(350円)、天然利尻昆布(630円)、ちりめんじゃこ(1キロ2,000円)、江戸べったらハーフ(240円)などを販売。300円で販売する卵焼きなど、販売開始時点から行列ができる商品もあるという。

 東日本大震災の影響を受け、「売り上げが減少している」という築地場外市場。500円相当のレシート3枚と引き換えに、1,500円相当の築地の商品を詰め合わせた「保存食」を進呈する企画も先着300セット限定で用意する。中身はパックのおでん、ビーフジャーキー、せんべい、かつお節、たくわん、梅干し、のり、ドライプルーンなど。

 築地食のまちづくり協議会事務局長の鹿川賢吾さんは「1年に1回、各店が自慢の逸品を特別ご奉仕するこの機会を、ぜひお見逃しなく」と来場を呼び掛ける。

 開催は10時~売り切れまで。参加店は、店頭につるす黄色のちょうちんが目印。

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