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銀座にシュラスコ料理店「バッカーナ」-元役員、店名引き継ぎ再出店

ブラジル人のシュラスケイラが目の前で肉をスライス(画像はイメージ)

ブラジル人のシュラスケイラが目の前で肉をスライス(画像はイメージ)

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 ブラジル発のバーベキュー料理「シュラスコ」を扱うレストラン「バッカーナ銀座」(中央区銀座8、TEL 03-6228-5627)が9月14日、オープンする。

ブラジル人のシュラスケイラが目の前で肉をスライス

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 運営は同店オープンに向けて今年8月に創業した「ヴァリュー23」(銀座8)。社長の佐藤尚之さんは、1991年に渋谷にオープンしたシュラスコ料理店「バッカーナ」を運営した「エムズコーポレイション」の元代表取締役。バッカーナは渋谷、銀座、心斎橋などで直営店を展開し、「牛肉の自由化、明るいブラジル人のサービス、Jリーグの開始などが相まって」(佐藤さん)シュラスコブームをけん引した。その後佐藤さんは独立し、上海、米セントルイスなどでシュラスコ料理店の経営をプロデュース。エムズコーポレイションは佐藤さん退任後、シュラスコ事業から撤退していた。

 「強い思い入れがある」という店名「バッカーナ」を引き継ぐ形で自社運営に乗り出した今回。「ワールドカップやオリンピックが開催予定の元気なブラジルを、今の時代に合った表現でお客さまに伝えたい」と意気込む。

 店舗面積は約60坪。内装は白を基調に「大人が憩える空間」をデザイン。席数は80席で、店内にはプロジェクターを備えサッカーの試合などを上映する。

 店内では、ブラジル人のシュラスケイロ(肉を焼いて切る人)が長さ1メートルの串に刺した焼きたての肉の塊をテーブルまで運び、目の前でスライス。牛肉、豚肉、鶏肉、ベーコン、ソーセージなど肉15種類、チーズ、パイナップルのシュラスコに加え、サラダ、デザートをビュッフェスタイルで提供する(ディナーメニュー=4,500円)。サラダはヤシの芽やビーツなども素材に使い、常時20~30種を用意する。

 ドリンクは、サトウキビからできたブラジルの蒸留酒「ピンガ」を使った「カイピリーニャ」などのカクテル、アサイーやクプアスやアセロラなどのアマゾンフルーツのドリンク、生ビール、ワインなど。

 ターゲットは「肉付き、ブラジル好き」の20~60代。「レストランの語源は『再び元気にする場所』」と佐藤さん。「バブル崩壊以来の不況の中、語源に立ち返ってお客さまが元気になる場所になれるように努力していきたい」と意欲を見せる。客単価は5,500円~6,000円を見込む。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時(土曜・日曜・祝日は12時~16時)、ディナー=17時30分~23時(日曜・祝日は22時まで)。

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