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うおがし銘茶、新年向け限定商品販売-看板商品詰め合わせ「芽出多香」も

看板商品の「にゅう」「しゃん」を詰め込み、龍の根付けを添えた「芽出多香」

看板商品の「にゅう」「しゃん」を詰め込み、龍の根付けを添えた「芽出多香」

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 築地・銀座エリアを拠点に茶葉の製造・販売を手掛ける「うおがし銘茶」(中央区湊3)が現在、新年に向けた限定シリーズ商品を売り出している。

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 うおがし銘茶は1931(昭和6)年、日本茶専門店として築地で創業。煎茶の製造工程の一つ「蒸し」の時間を長めにとる「深蒸し茶」をいち早く取り入れ、日本料理店など築地への仕入れ客らからの支持を集める。

 新年に向けた限定シリーズは恒例で、「進物用などに毎年購入する方もいらっしゃる」と同社企画室広報の土屋葉さん。今年は「干支(えと)の迎春茶」「迎春茶」「ご来香(らいこう)」「芽出多香(めでたか)」の4種を順次販売。パッケージに切手を貼ってそのまま郵送できる「迎春茶」2種はほぼ完売し、各店頭では現在「芽出多香」、「ご来香」を主に取り扱う。

 「芽出多香」は、静岡茶「しゃん」「にゅう」各100グラムを詰め合わせ、辰(たつ)の根付けを添えた商品。「しゃん」は食後に菓子などと楽しめる「濃い目の茶」で、「にゅう」は「飲みやすくご飯とよく合う茶」。共に販売開始から約30年を経過する「看板」商品として親しまれる。価格は1,785円。

 「ご来香」は、今週から販売がスタートした鹿児島産の茶。香りの良さが特徴で、70グラム1,050円。土屋さんは「お正月はゆっくりくつろぐ時間が多い日」と話し、「ご来香はそんな時間によく合うお茶。お正月くらいは日本人っぽく、お茶の時間を楽しんでもらえれば」(土屋さん)。

 各商品は「茶の実倶楽部」(築地2)、「茶・銀座」(銀座5)など中央区内に展開する直営店5店舗などで取り扱う。売り切れ次第販売終了。

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