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銀座線1000系車両でギャラリー企画-和光・時計塔と銀座線の歴史を紹介

窓上片面を使って、銀座線の歴史を紹介

窓上片面を使って、銀座線の歴史を紹介

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 4月11日に運行が始まる東京メトロ銀座線・新型車両1000系で同日より、「和光」時計塔(中央区銀座4)や銀座線の歴史を写真で紹介する記念企画「フォトギャラリートレイン」が行われる。

セイコーの歴史を紹介する窓上片面

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 昭和初期を思わせるレトロな外観を復活させた新型車両のデビューに合わせて展開。東京メトロ銀座線開業85周年と、時計塔竣工80周年が重なったことからタイアップし、6両1編成を使って、時計塔や銀座線の歴史を紹介する。

 中づりでは時計塔と銀座線の画像を1枚のシートに並べて掲載し、時代を追って紹介。窓上では片面で銀座線の歴史を、もう片面でセイコーの歴史を紹介するほか、ドア横、窓、ビジョン、車両の先頭と最後尾部分のスペース全てでフォトギャラリーを展開する。

 そのほか和光本館のウインドーディスプレーや、各時代を代表するセイコー時計、銀座線各駅にまつわるエピソードなども紹介。銀座駅構内でも、壁面パネルや柱巻きなどを使って同様のフォトギャラリーを展開する(4月24日まで)。

 時計塔は1932(昭和7)年6月10日に服部時計店(現セイコーホールディングス)の新社屋として誕生。その後小売り部門が高級専門店・和光として独立したことで、建物は和光本館へと名前を変えた。2009年に経済産業省により「近代化産業遺産」に認定され、今年竣工80年を迎える。

 銀座線は「地下鉄の父」と呼ばれる早川徳次が、1914(大正3)年にロンドン視察で出合った地下鉄に「魅せられた」ことをきっかけに建設がスタート。1927(昭和2)年12月30日、浅草~上野間に東洋初の地下鉄として開業した。2009年には同様に「近代化産業遺産」に認定され、今年で開業85周年を迎える。

 展開は4月30日まで。

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