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新富にグルメバーガー専門店「ブラザーズ」-人形町の人気店が2号店

有楽町線新富町駅出口そばに出店した「ブラザーズ銀座店」

有楽町線新富町駅出口そばに出店した「ブラザーズ銀座店」

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 人形町に1号店を構えるグルメバーガー専門店が7月20日、新富駅近くにレストラン業態の2号店「BROZERS'(ブラザーズ)銀座店」(中央区新富2、TEL 03-6228-3701)をオープンした。

「ロットバーガー」(1,500円)

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 ブラザーズは2000年、人形町で創業したグルメバーガー専門店。代表は幼少期をベルギーで過ごし、「ハンバーガーを日常的に食べていた」という北浦明雄さん。17歳の時に映画「カクテル」を見て「将来店を持ちたい」と考えるようになり、22歳で渡豪。現地のハンバーガー店で働き、「このテイストと雰囲気を日本でも広めたい」との思いで25歳で開業した。

 「当時は珍しかった」というグルメバーガーの専門店として、35種のバーガーを展開。2005年位から始まったグルメバーガーブームの波に乗って徐々にテレビや雑誌に取り上げられ、2008年にムック本「ハンバーガーの本」(エイ出版社)の表紙を飾ったことをきっかけに一気に認知を拡大。週末は昼間から行列ができる人気店へと成長した。

 現在までに人形町店のほか、人形町と東雲にデリバリー・テークアウトの専門店を展開。同店はレストラン業態の2号店となり、「人形町に店を開いた12年分のレベルアップ」として銀座エリアに進出。席数も人形町店の1.5倍となる44席を設けた。

 場所は有楽町線新富町駅2番出口に近い路面。バーガー店とはなじみの薄い人形町に出店したのは「バーガーを食べるためにわざわざ街に人がやって来てくれる店にしたかったから」と、店長の岩本浩明さん。銀座エリアでも「中心地から離れた場所」に出店し、人形町店同様に内外装とも赤一色の印象的な店構えで来店客を待ち受ける。店舗面積は25坪。

 バーガーはやや硬めに焼いたバンズに「折りたたんだ」レタス、牛肉100%に和牛の脂を配合した「ジューシー」なハンバーグなどを挟み込んだスタイルが基本。これにベーコン、チーズ、エッグ、パイナップルを盛り込んだ「ロットバーガー」(1,500円)や「ベーコンチーズバーガー」(1,300円)などが人気で、女性では「あっさりしていて本来の味が楽しめる」アボカドスライスとチーズをトッピングした「アボカドチーズバーガー」(1,300円)を注文する客が多いという。バーガー類は全部で35種あり、全てにフライドポテト、オニオンリングが付く。客単価は1,000円~2,000円程度。

 「ブラザースの中でも一番大きい店。これからのブラザースを引っ張っていくフラッグシップショップにしていきたい」と岩本さん。「人形町店同様に、店の魅力、人の魅力でお客さんが足を運んでくれるような店づくりができれば」と意気込む。

 営業時間は11時~22時(金曜・土曜・祝前日は23時まで、日曜・祝日は20時まで)。

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