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UCC、シャネル銀座ビル屋上に仏産超高級コーヒ豆使った限定カフェ

豆は中挽きで1杯13グラムほど「たっぷり使う」のを勧める

豆は中挽きで1杯13グラムほど「たっぷり使う」のを勧める

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 UCC上島珈琲(神戸市)はシャネル銀座ビル屋上のテラス(中央区銀座3、TEL 03-5159-5500)に9月26日、100グラム8,400円の仏産超高級コーヒー豆を使った「ブルボンポワントゥカフェ」を期間限定でオープンした。

シャネル銀座ビル11階テラス「ル・ジャルダン・ドゥ・ツイード」

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 ブルボンポワントゥは、18世紀のブルボン島(現レユニオン島)で発見され、香りの高さと甘みのある味わいからバルザックやルイ15世までを魅了したといわれるコーヒー豆。同社では1942(昭和17)年に生産が途絶えていた同種の再生を目的に、レユニオン県庁や現地の研究機構と共同プロジェクトを始動。7年の調査・研究を経て2007年、世界で初めて日本市場での独占発売を開始した。

 生産農家は約60組で、1本の木から採取できる実の量は通常のコーヒーと比べて「3分の1~2分の1」程度。生産量が少ないため毎年同時期に限定販売を続け、販売開始5周年を迎えた今年は「裏作で生産量は多くないが、天候に恵まれて味はいい」(UCC上島達司会長)仕上がりという。

 5周年記念として企画した限定カフェ。フランスの食文化の浸透を目的にしたイベント「ダイナーズクラブ フランス レストランウィーク」に協賛したことをきっかけに、同ビル10階の高級フレンチ「ベージュ アラン・デュカス 東京」とつながりができ出店が実現。同豆を使ったコーヒー(1,000円)や、同豆を使って作ったティラミスやマカロンなどのスイーツ(コーヒーとセットで1,700円~)を提供する。

 店内では豆(100グラム=8,400円)も販売する。「ビジネスというより、ブルボンポワントゥの味わいを知って楽しんでもらいたい思い」と上島会長。「フランス産のコーヒーとスイーツで、優雅な時間を過ごしてもらえれば」とも。

 営業時間は12時~23時。月曜・火曜定休。悪天時はクローズ。10月中旬まで。

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