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山口県萩市・宇部市の直送鮮魚店「ブッチーネ」、築地場外に出店

波除通り沿いの路面に出店

波除通り沿いの路面に出店

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 築地場外市場に9月27日、日本海に面した萩市と、瀬戸内海に面した宇部市から直送した地魚を扱う山口県のアンテナショップ「Bucch-ine(ブッチーネ)」(中央区築地4、TEL 03-6459-0327)がオープンした。

店内には常時5~6種の鮮魚をラインアップ

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 運営は、地域の特産品開発や観光客誘致などを手掛けてきた地域活性化コンサルティング会社「五穀豊穣」(港区)。もともと「東京で販路を持ちたい」との思いがあったといい、市場移転に向けてエリアの活性化に力を入れる築地場外市場と「意気投合」。出店地域として萩市と宇部市の地元漁師・鮮魚店関係者が手を挙げたことから、両地の地魚を直送する鮮魚店出店に乗り出した。

 萩市は日本海に面した城下町で、年間を通して約250種の地魚が水揚げされる。「萩の真フグ」「萩のアマダイ」「萩のケンサキイカ」などのブランド魚で知られ、ヒメジ、サゴシ(サワラの出世魚)なども収穫。地元では「金太郎」と呼ばれるヒメジはフランス料理の主素材魚「ルージュ」の近縁種といい、同店を拠点に都内の伊・仏料理店などへの販路拡大を目指す。

 宇部市は工業都市として知られ、瀬戸内海に面した漁場も有する。通年で小エビ、タコ、レンチョウ(アカシタビラメ)、冬にはガザミ、白ミル貝などを水揚げ。地元漁協では近年地域活性に力を入れ、同店で種類の豊富な宇部魚の魅力をアピールする。

 場所は波除通り沿いの千社額棟路面の一部。店舗面積は約20平方メートルで、内装には「ヨーロッパの市場」をイメージしてワインの木箱をレイアウト。中央に丸ごとの状態の鮮魚を常時5~6種(天候により変動あり)並べ、金太郎のオイル漬け「オイルルージュ」、しょう油、宇部かまぼこ、漁師手作りの干しタコなどの加工品も扱う。店内に調理スペースを設け、地魚のフリットなどもテークアウトで提供していく。

 魚は水揚げされた同日に陸路で運び出し、翌日の開店と同時に店頭に並ぶ。「オープンしてから、萩市、宇部市出身の方々から熱い声援を頂いている。東京では見たこともない魚も並ぶので、出身の方に普段使いしていただくのはもちろん、魚種に合わせた加工法を紹介しながら飲食店に新しい食材を提案していきたい」(店長の内田朝子さん)

 営業時間は6時30分~15時。休市日は休業。

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