松屋銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-1211)は2007年1月2日10時から、同店の「福袋誕生100年」を記念した福袋を販売する。
同店が初めて福袋をしたのは明治41年の1月2日で、「買って開けてのお楽しみという今までにない手法が人気を呼び、右から左へ飛ぶように売れた」(同社)という。価格は2円で、限定2,000個を販売した。これにちなみ、今回の福袋テーマは「松屋の福袋誕生100年」。100をキーワードにした福袋や、趣向を凝らした福袋を同店全体で約3万個を販売する。
内容は、男性のための本格派調理セットで、料理の方向性に合わせ和包丁と洋包丁の2種類を揃えた「百戦錬磨 男子厨房に入る福袋」(30,000円=10個)、かるたになった箸置き50個、有田焼の器、国産木本漆塗りの汁椀が入った子ども向けの「メイド・イン・ジャパン100% きちんと食育子供の器福袋」(10,000円=10個)、ルビーやサファイアを上回る光の屈折率を持つグリーンの宝石「デマントイドガーネット」と「生成するのに5億年かかる」といわれる透明感の強いブルーが特徴の宝石「パライバトルマリン」の指輪のセット「宝飾百万円福袋」(100万円=1個)など。
このほか、デトックス、脳細胞活性化、メンタルヘルスに効果があるオリジナルスイーツを詰め合わせたデパ地下「3大コラボ福袋」(3,150円=100個)、ビジネスバッグ3点、ドキュメントケース、革製2007年手帳、電子辞書、シューケアグッズが入った「『できる男』おまかせパック」(50,000円=1個)、オレンジ、スウィーティー、グレープフルーツ、リンゴを袋に詰め放題の「フルーツ福袋」(1,050円=50人限定)、同店人気セレクトショップ「リタズダイアリー」の福袋(10,000円=48個、20,000円=10個)なども販売する。
今年の同店福袋の売り上げは前年比の105.5%で、昨年大晦日の19時には福袋を求める人が並び始め、開店前には6,500人が列を作った。1番早く売り切れたのが「リタズダイアリー福袋」で、限定40個の福袋が開店1分で完売。「毎年売り場に走って福袋を求める方がいらっしゃる」(同社広報担当者)という。来年は同品の数を増やし対応するという。