銀座で「涙活」イベント初開催へ-映画で涙、離婚式プランナーが企画

会場となる「銀座モダンアート」

会場となる「銀座モダンアート」

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 見知らぬ者同士が集まり「泣ける映画」を見て、涙と一緒にストレスを洗い流す「涙活(るいかつ)」が1月25日、銀座・奥野ビル(中央区銀座1)6階「銀座モダンアート」(TEL 03-5579-9830)で開催される。

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 企画は寺井広樹さん。寺井さんは2009年に大学時代の先輩の離婚式をプロデュースしたことをきっかけに口コミなどで話題を集め、これまで160組以上の式に携わった離婚式プランナー。離婚式で人目をはばからず涙を流しすっきりする利用者の様子を見て「涙の効用に気がついた」と寺井さん。能動的に涙を流す時間を設けることで心のデトックスを図ろうと、「涙活(るいかつ)」という造語を発案。今回、初のイベント開催に取り組む。

 毎回テーマを設ける予定で、初回は「映画」を選択。参加者は「泣ける映画」を一緒に見た後に、アルコールやフードを楽しみながらコミュニケーションを取っていく。作品はそれぞれの体験と重ね合わせて共感できる内容の「感動系」といい、「日頃から自分の泣きのツボを見つけてもらうことにつながれば」(寺井さん)。

 また、「泣き顔でお互いの『素』を見せ合うことで打ち解けやすくなるのでは」とも。ターゲットは近隣で働く会社員など「ストレスのある方、しばらく涙を流していない方」。「涙を流す時間を共有した人同士の『涙友』の形成や『泣き婚』へとつながれば」と意気込む。

 初回の会場は、「僧職男子に癒されナイト」などで知られるギャラリー「銀座モダンアート」。定員は25人で、予約不要。今後も「音楽」「詩の朗読」などテーマを変えてイベントを続ける計画だ。

 「極力、リラックスして心のデトックスができる空間を作りたい」と寺井さん。「主催者側としては『泣かせる』ことは前提だが、参加者へ泣くことへの強要はしない。自由に過ごしてもらえれば」とも。

 開催時間は18時~23時(映画の上映は20時~)。参加料は1,000円(1ドリンク付き)。

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