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銀座でグループ展「私の劇場」-宇野亜喜良さんら30人、「耽美・幻想」系中心に

会場風景と同ギャラリーの種村オーナー夫妻

会場風景と同ギャラリーの種村オーナー夫妻

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 銀座のスパンアートギャラリー(中央区銀座2、TEL 03-5524-3060)で11月28日、グループ展「私の劇場2013」が始まった。

左から参加作家の深瀬優子さん、Toru Nogawaさん、丹羽起史さん

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 同ギャラリーでは、2006年から同テーマの展覧会を開催しており、今回が4回目。過去の展覧会では5、6人の作家で展示を構成していたが、渋谷Bunkamura Galleryとの連動企画となる今回は今までの総集編という思いも込めて、約30人が絵画作品、写真、版画、人形、オブジェなど約45点を展示する。

 出展作家には京極夏彦さんの著作の表紙を手掛けていることでも知られる荒井良さん、イラストレーションをはじめ幅広い分野で活躍する宇野亜喜良さん、漫画家の高橋葉介さんや丸尾末広さん、人形作家の恋月姫さんや森馨さん、ドラァグ・クイーンのヴィヴィアン佐藤さん、そのほか下谷二助さん、建石修志さん、深瀬優子さんなどバラエティーに富んだメンバーがそろい、日頃から耽美・幻想系の作品をはじめとするユニークな作品の展示が多い同ギャラリーらしい展覧会となっている。

 同ギャラリーオーナーの種村品麻さんは同展について「作家の個々のイメージやアイデンティティーによって生まれた、日常とは異なる『劇場』。それらが集まり、一つの空間に凝縮されたことにより、今回の画廊は作家たちによって創られた劇場空間となっている」と話す。

 開廊時間は11時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。12月11日まで(8日休廊)。

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