さまざまなヘアメーク、衣装、シチュエーションセットでポートレート撮影を行うことができる「変身写真館Monbebe(モンベベ)」(中央区銀座7、TEL 03-3547-8813)がオープンして約1カ月半がたった。
「変身写真館 Monbebe」で、「バラの妖精のようなイメージ」で撮影された写真
台湾が発祥の地と言われる変身写真館は、さまざまな衣装やセットをそろえ、リクエストに応じて主に女性を撮影する写真スタジオの総称。
Monbebeを経営するのはグローバルキャスト(名古屋市中区)。「全ての女性が女優に変身できるスタジオ」を掲げ、ターゲットは「きれいに写してほしい女性」と幅広く設定。大人の女性にも来てほしいという点と、アクセスがよく東京の「ベンチマーク」でもあることから同所へのオープンを決めた。店舗面積は約40坪。開館以来、30歳前後の女性を中心に20~40代の女性が来店しているという。
大正ロマン風やアラビア宮殿をイメージしたセットやウエディングドレス、チャイナ服などの衣装のほか、シチュエーションに合わせた撮影小物も用意。「ナチュラルな雰囲気の写真」から「大幅に変身した写真」まで、客の要望に合わせて撮影を行うことができる。
プランは「お試しコース」(1万6,200円)、「Aコース」(2万7,000円)ほか。オプションサービスとして「特急仕上げ」(5,400円)、「グループ撮影」(1人追加ごとに各コース1万6,200円追加)なども用意する。
オープン記念として先着100人にA・B・Cコースを対象に1万円引きのオープニングキャンペーンを行っており、すでに70人程度が利用したという。
同店アートディレクターの佐々木翠さんは「スタジオでの写真撮影は子どものころの七五三や成人式、結婚式など、その機会が限定されているイメージがあるが、その敷居を低くすることで、スタジオで写真を撮ることの楽しさを感じてほしい。現在は30歳前後のお客さまが多いが、50代以上なども含めて広い年代の女性にも楽しんでいただけると思う」と話す。
「最初は緊張するお客さまも多いが、プロのメークやカメラマンによるポージングの指導などで、和らいだいい表情で撮影することができる。写真に撮られ慣れていない方にも、『思い出作り』として気軽にお越しいただければ」とも。
営業時間は11時~19時。水曜定休。完全予約制。