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新富にウイスキーの「オールドボトル」を集めたバー

オーナーの都筑靖弘さんと胴板製のカウンター

オーナーの都筑靖弘さんと胴板製のカウンター

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 新富にバー「b.a.c(ビーエーシー)」(中央区新富1)がオープンして3週間がたった。

バー「b.a.c(ビーエーシー)」店内にある「ウイスキータワー」

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 発売されてから年月が経過し、高い希少価値を持つことも多い「オールドボトル」を多くそろえるのが売りの同店。店主の都筑靖弘さんは2013年9月まで、大阪で10年間にわたりカクテル中心のバーを経営。その間にコレクションした酒の中から、ウイスキーを中心に提供する店を東京で開きたいと思い立ち、開店に至った。

 スコットランドのクレイゲラヒホテルの中にあるバーをイメージしたという店内には、スコッチウイスキー約300本・バーボンウイスキー約200本が並ぶ。

 都筑さんのお薦めは「アンバサダー25年」(2,000円)、「ホワイトホース」、「特級」表示の「ヘイグ」 (以上、1,000円)などの1980年代に流通していたボトルや、「マッカラン『旧ボトル』1986」(1,800円)など。いずれも1ショットの価格で、チャージ料金は1,000円。

 フードの提供は行わず、店内は禁煙。泥酔客などの来店も断るなど、「ウイスキーをしっかり味わってほしい」という姿勢を前面に出す。

 オープンして間がないにも関わらず、ウイスキーの品ぞろえが充実しているといううわさを聞いて来店する客もいるという同店。ウイスキーの蒸留に使うポットスチルにちなんで採用したという胴板製のカウンターは、毎週1時間ほどをかけて磨き上げるという。

 「自分が引きつけられたウイスキー、本当においしいと思うウイスキーをウイスキー好きのお客さまに楽しんでいただける店にしたい。単なる工業製品ではなく、本当に丁寧に作られているオールドボトルのウイスキーの魅力を堪能していただければ」と都筑さん。

 営業時間は18時~翌2時。日曜・祝日定休。

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