銀座・数寄屋橋交差点に東急不動産（渋谷区）が建設中の大型商業施設「（仮称）銀座5丁目プロジェクト」のフロア構成が発表された。

銀座・数寄屋橋交差点に建設中の大型商業施設「（仮称）銀座5丁目プロジェクト」のアトリウム（完成予想図）

　2016年春に開業予定の同施設の敷地面積は3700平方メートル超で、延床面積は約50000平方メートル。地下5階～地上11階建ての施設全体で約120店舗の出店を予定する。

　地下2階・地下1階はフード・雑貨を扱う「マルシェ」。1階・2階は「フラッグシップストア」としてラグジュアリーブランドをはじめ複数のグローバル旗艦店が出店する。

　3階～7階は「ファッション・ライフスタイル集積ゾーン」として東急百貨店による新業態のセレクトストアや東急ハンズの新業態店などが出店し、8階・9階は「都内最大」になるという市中空港型免税店「ロッテ免税店」に。10階・11階は「レストラン＆ダイニング」スペースとなる。

　施設のシンボルとなるパブリックスペースとして、6階には数寄屋橋交差点を一望できる「江戸切子」をモチーフにした高さ約27メートルの吹き抜け空間「アトリウム」を、屋上には約1000平方メートルの「屋上テラス」を設置する。