![「アフリカンプリミティブの雄 ムパタ没後30年展」の会場風景](https://images.keizai.biz/ginza_keizai/headline/1440554410_photo.jpg)
銀座の永井画廊(中央区銀座4)で現在、「アフリカンプリミティブの雄 ムパタ没後30年展」が開催されている。
「アフリカンプリミティブの雄 ムパタ没後30年展」の会場風景
サイモン・ジョージ・ムパタさんは1942(昭和17)年、当時のイギリス委任統治領タンガニーカ(現・タンザニア連邦共和国ルヴマ州)生まれの画家。「ティンガティンガ派」の創始者で異父兄のエドワード・サイディ・ティンガティンガさんから絵の手ほどきを受けた。
1984年8月からその行方がわからなくなり、後日、放浪の末に亡くなっていたことが確認されるが、同年11月にニューヨークで開催された個展にはキース・へリング、アンディ・ウォーホル、ジャン=ミシェル・バスキアらのアーティストも出席し、その作品は来場者に絶賛されたという。
今回の展示では「足を上げたサイ」「走っているダチョウ」「夫婦の鳥」「シマウマを食べるライオン」「父の話の村」など、動物やアフリカの風景を描いたムパタさんの原画34点を展示する。
開催時間は11時~18時。火曜休廊。入場料は大人=1,000円、小・中学生=500円。9月13日まで。