日比谷公園噴水広場(千代田区日比谷公園1)で12月11日、「東京クリスマスマーケット2015」が始まる。
「クリスマスマーケット」はクリスマス前の時期にドイツをはじめヨーロッパ各地で行われる、中世から続く伝統的な祭り。さまざまな街の中心部の広場は特徴的なクリスマスのデコレーションや、イルミネーションで彩られる。
伝統的な菓子や「グリューワイン(ホットワイン)」、雑貨などが屋台で売られ、現地では季節の風物詩となっている。
「東京クリスマスマーケット2015」はドイツのクリスマスマーケットをモチーフに、「木のぬくもり」「家族のぬくもり」をテーマに開催するもの。
会場では独・ドレスデンのクリスマスマーケットにも設置される高さ14メートルの「クリスマスピラミッド」が日本では初めて公開される。
木のおもちゃ作りが盛んなドイツ・エルツ地方、ザイフェン村のクリスマスオーナメントや木工芸品、約350種5000個を販売するほか、15の飲食ブースが並び、「アイスバイン」「グラーシュ」「エゾ鹿の赤ワイン煮込み パスタ添え」などドイツやフランスの伝統料理や、グリューワインも販売する。
ステージでは、ドイツから来日したバンドや東京で活動する団体がクリスマスにちなんだ演奏やパフォーマンスを披露するほか、「クリスマスリース作り」などのワークショップも開催する。
同マーケット実行委員会の木村麻耶さんは「日本初上陸のタワー『クリスマスピラミッド』は圧巻で、見ているだけでドレスデンに行った気分を味わえる」と話す。
「カリスマパティシエの辻口博啓さんによる、イチゴを使った珍しいグリューワインはおすすめ。ライブやワークショップなどの催しもあり、恋人とはもちろん、友達や家族と一緒でも楽しめるイベント」とも。
開催時間は12時~22時(初日は16時から)。雨天決行(荒天時は中止の場合あり)。