東急不動産株式会社(港区)は11月17日、2016年春開業予定の大型商業施設「(仮称)銀座5丁目プロジェクト」に出店する東急百貨店(渋谷区)と東急ハンズ(新宿区)の新業態の概要を発表した。
東急百貨店はファッションセレクトストア「HINKA RINKA(ヒンカ リンカ)」を3~5階の一部に出店。「ファッションを楽しみながらなりたい自分にアップデートしていく大人の女性=『セルフィスタ』」をイメージターゲットに掲げ、ストア名には「『品格』を持ち『凛』として生きる女性や、そういった生き方に憧れる女性のためのストアでありたい」という思いを込めたという。
コンセプトは「キモチストア」。従来のアイテム編集ではなく「気持ちを軸にした新しい売り場編集」とし、バイヤーが国内外からセレクトしたアイテムを「クロスマーチャンダイジング」で展開する。
東急ハンズは「『明日を楽しむきっかけ』を求める人々」をターゲットにした新業態「HANDS EXPO(ハンズエキスポ)」を7階に出店。「カルチャーをつなぎ、カルチャーを育む」をコンセプトとするカルチャーモールで、「何かにハマるきっかけに出会える店舗」「モノだけでなく、ヒト(共感)をつなぐ場」を目指す。