「ぎゃらりい秋華洞」(中央区銀座6)で2月22日から、猫をモチーフにした江戸時代の浮世絵や掛け軸を集めた展覧会「猫(ねこ)れくしょん」が始まる。
同ギャラリーが猫をテーマにした展覧会を催すのは今回が初めて。
同ギャラリー広報・浮世絵スタッフの山田亜紀子さんは「ブログ、投稿サイト、ムック本など、いろいろなジャンルで『猫ブーム』が起きている。2月22日の『猫の日』に合わせ、開催を決めた」と話す。
会場では、歌川国芳、小林清親、藤田嗣治らの「猫の作品」約20点を展示・販売予定。販売価格は1万円~。
「常に複数の猫を飼い、懐に猫を入れて絵を描いていたという歌川国芳の化け猫、かわいらしい温泉に入る猫のおもちゃ絵、猫の画家としても知られた藤田嗣治の版画など、猫の作品だけを一堂に集めて展示する。1ミリに3本の毛を彫り込む超絶技巧で猫の毛並みを表現した浮世絵など、江戸時代の『技』も見もの」と山田さん。
開廊時間は10時~18時(日曜・祝日は11時~)。入場無料。今月26日まで。