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銀座の「既存不適格建築」ビルで星野陽子さんのインスタレーション展

「星野陽子展 Yoko Hoshino TRANSMIGRATION」の展示風景

「星野陽子展 Yoko Hoshino TRANSMIGRATION」の展示風景

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 1932(昭和7)年に完工したビルを改修して2013年にオープンした「銀座レトロギャラリーMUSEE(ミュゼ)」(中央区銀座1)で現在、「星野陽子展 Yoko Hoshino TRANSMIGRATION」が開催されている。

「星野陽子展 Yoko Hoshino TRANSMIGRATION」の展示風景

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 星野さんは東京藝術大学大学院 美術研究科油画第5研究室修士1年在籍中。同展では、「銀座にパワースポットを作る」というコンセプトの下、鏡、フィルムなどの素材やオブジェ、絵画、写真、ストロボ照明などを使って色鮮やかなインスタレーションを展開する。

 ビルの屋上を含む全館を使用する同展は、「既存不適格建築」であり「ある種の危ない要素」を併せ持つ同ビルの特色を生かし、「錯覚を意図的に作り出し、存在意義も含めて、重力・身体感覚を打ち消し、かく乱させる」ことが狙いだという。

 開館時間は14時~20時。月曜・火曜休館。入場無料。1月28日まで。

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