ドローイング作家、有馬かおるさんが個展「視覚文学論」

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 ギャラリー本城(銀座7、TEL 03-3573-3500)では、有馬かおるさんの個展「視覚文学論」を開催している。

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 有馬さんは、「ワタリウム美術館」やアメリカ「Walker Art Center」にパーマネントコレクションされているドローイング作家で、もともと新聞紙やわら半紙などに色鉛筆や鉛筆を用い作品を制作していたが、2004年の展覧会終了後、「小さくて描ききれない」と和紙や色紙など大きいものを使い、また、「色が見えるようになった」と水彩絵の具も用いて作品を制作している。

 同展では、物語などをビジュアル化したテーマで「古くは絵巻物、現代ではマンガに代表される表現形態は、視覚的に物語を説明する日本独自の芸術の表れ」と考え制作した新作約50点が展示されている。「無題(しんだときのおれにさわった)」(写真)は、「描けなくなった時、顔の骨を触りながら描いた」(同ギャラリー担当者)ものだという。開催時間は12時~19時30分。最終日は15時まで。24日まで。日曜・祝日休廊。

ギャラリー本城

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