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新橋演舞場で3年ぶり「東をどり」 年に1度だけ開かれる花柳界体験

過去の「東をどり」の舞台の様子

過去の「東をどり」の舞台の様子

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 「第九十七回 東(あずま)をどり」が5月21日~23日、新橋演舞場(中央区銀座6)で開催される。

幕前・幕あいに楽しめる「味を競う陶箱 松花堂弁当」(イメージ)

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 料亭と芸者の世界「花柳界」を一般の人にも体験してもらおうと、1925(大正14)年4月、新橋演舞場の「こけら落とし」公演から、今年で97回目を迎える同イベント。太平洋戦争の時を除き毎年のように開催していたが、一昨年はコロナ禍で中止となり、昨年は映像で上映しフィナーレのみ舞台で行った。通常通り演舞場で開催するのは3年ぶり。

 舞台の構成と総合演出は、新橋の芸者の3流派「西川」「花柳」「尾上」が年ごとに受け持ち、今年は「西川流」が担当。演目は2幕構成で、「西川流」振り付けの芸者踊りや長唄・小唄などを披露する。

 幕前または幕あいに地下1階のレストラン「東(あずま)」で、料亭の料理や酒を提供。メニューの一つ、「味を競う陶箱 松花堂弁当」(6,000円)は、共通の献立を「東京吉兆」「新喜楽」「金田中」「松山」「米村」の5軒の料亭が、それぞれの店の特色を生かして用意する。客は当日テーブルに着くまでどの料亭の弁当か分からないという趣向で、料亭の味を楽しむ。イベントチケット購入後に演舞場サービス(TEL 0120-224-117、10時~16時)で予約可能。当日販売も予定する(いずれも数量限定)。

 上演時間は、「壱の回」=11時~12時30分、「弐の回」=13時40分~15時10分、「参の回」=16時20分~17時50分。チケット料金は、桟敷席=1万円、雪席(1階・2階前方)=8,000円、月席(2階後方)=5,000円、花席(2階左・3階)=2,000円。

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