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銀座三越で「帝国劇場展」 アンバサダーは井上芳雄さんと森久美子さん

帝国劇場

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 「帝国劇場展~THE WORLD OF IMPERIAL THEATRE~」が3月28日から、銀座三越(中央区銀座4)新館7階で開催される。

XA列の座席のフォトスポット(イメージ)

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 建て替え工事に伴い2月末から休館する帝国劇場(千代田区丸の内3)が銀座三越とコラボ企画として行う同イベント。1911(明治44)年に開場した帝国劇場。現在の同劇場は1966(昭和41)年に新装した2代目。新劇場は、2030年度の完成を予定している。今回、「今日は帝劇、明日は三越」の広告を出すなど「大正時代から縁がある」という銀座三越で、これまでの歴史を振り返る展覧会を行う。

 会場では、パネルや映像、代表的演目の衣装、実際に使われていた看板などを展示。観覧席として使うことの少ない1階XA列座席を設置したフォトスポットや、貴賓室、座長の楽屋「5-1」の再現展示も用意する。貴賓室内では、キャストのインタビューを含む未公開映像を公開する。

 同館9階「銀座テラス テラスルーム」では、劇場内のカフェ「Cafe IMPERIAL」を展開。実際に使われていたイスとテーブルを使って再現する。同カフェのメニューを提供するほか、帝国劇場オリジナルスプーンやコースターのプレゼント企画、テイクアウトメニューや帝国劇場オリジナル菓子などのおみやげ販売コーナーの設置も予定している。

 このほか、オリジナルグッズの販売、帝劇クロージングイベント「帝劇Letters-私と帝国劇場の想い出-」とのコラボ企画も行う。帝国劇場での思い出を「帝国劇場へのお手紙」として募集する同企画では、同展でも一部を紹介する。

 帝国劇場展のアンバサダーに就任した井上芳雄さんは「帝劇の魅力は、出演者も観客も温かく包み込む懐の深さ。建て替えのニュースは寂しいが、この展覧会を通じて、これまで帝劇に関わった劇場関係者やお客さま、全ての方々へ感謝の気持ちを伝えたい」と話す。

 同アンバサダーに就任した森公美子さんは「今回の展覧会では楽屋の再現や着到板の展示などを通じて、劇場の裏側も感じられる。新たな帝劇が始まる前に、今の帝劇の思い出を共有したい」と話す。

 入場料金は、グッズ付き(数量限定)=3,500円、一般チケット=2,800円。当日券は各200円増。3月28日は、「エムアイカード プラス会員」向けの特別招待日として、帝国劇場展オリジナル巾着袋・帝国劇場展オリジナルクリアファイル・着到板キーホルダー付きの特別チケット(3,850円)を販売する。営業時間は10時~20時(最終日は17時)。4月27日まで。

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