
「東京銀座 茅乃舎(かやのや)」(中央区銀座3)が11月21日にオープンする。運営は久原本家(福岡県久山町)。
茅乃舎は、2005(平成17)年に福岡・久山町の里山に開業した料理店「御料理 茅乃舎」で使っているだしや調味料を商品化したことから始まったブランド。定番の「茅乃舎だし」をはじめ、調味料・食品を展開する。
同店は、国立競技場などを手がけた建築家・隈研吾さんが設計を担当。2階建ての店舗の外観は、杉格子の庇(ひさし)を重ね、かやぶき屋根のように仕上げた。店舗面積は60坪。
1階では、主力のだし商品や単品購入できる20種類以上の乾物、地域の特色を押し出した「茅乃舎 厳選素材 乾物キット」など販売する。そのほか、銀座店限定商品として、「特選 茅乃舎だし」「だし茶漬け うなぎ」を用意する。
2階は、「特別誂(あつら)え みやびだし」「特別誂え 山椒(さんしょう)生七味」などの贈答品を中心に並べ、京都・一乗寺のフランス菓子店「レジス・デ」の茅乃舎特別仕様クッキーや、銀座店限定の「東京銀座 茅乃舎 限定 だしいなり」も販売する。
営業時間は11時~20時を予定。