松屋銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-1211)8階大催場で7月30日、「うる星やつら」「めぞん一刻」などの作者で知られる高橋留美子さんの初公開作品を一挙に展示する「高橋留美子展 It’s a Rumic World」が始まった。
松屋銀座で開催する「高橋留美子展 It’s a Rumic World」
同展開催前に行われたオープニングセレモニーには、高橋さん本人や「らんま1/2」の早乙女乱馬、「犬夜叉」の犬夜叉の声を担当する声優・山口勝平さんらが出席。高橋さんは「こんなにたくさんの作品が展示されるのは珍しいこと。描いた時のことを思い浮かべながら見て回ったが、まるでアルバムを見ているようで懐かしい」と話した。高橋さんが最近の「お気に入り」に挙げるコメディアン・髭男爵の2人がスペシャルゲストとしてお祝いに駆けつけ、「ファンタ」入りのワイングラスを片手にお決まりのポーズで「ルネッサ~ンス」を披露する一幕も。山田ルイ53世さんは「キツネ狩りの時は、らんま1/2の漫画をいつも持参していた」と貴族ネタで場内を笑いに包んだ。
展示作品は、「うる星やつら」「めぞん一刻」「らんま1/2」「犬夜叉」など代表作を中心としたカラーイラスト原画、生原稿、単行本漫画など。「週刊少年サンデー」の表紙や「少年サンデーコミックス」のポスターなどに用いられた作品のほか、同展のために書きおろされた原画なども展示。「めぞん一刻」スペースには、アニメの舞台となった「一刻館」の和室を再現したセットや50分の1サイズの「一刻館」模型も登場する。
特別企画「My Rum(マイラム)」では、あだち充さん、青山剛昌さん、安野モヨコさん、松本大洋さんら有名作家34人が「うる星やつら」の主人公ラムちゃんを「独自の目線」で描いた原画や、短編シリーズ「人魚シリーズ」「高橋瑠美子劇場」「1ポンドの福音」のイラストを展示。同展開催と週刊少年サンデー創刊50周年を記念して制作された「らんま1/2」と「犬夜叉」を原作としたオリジナルアニメーションの上映を、それぞれ隔日ごとに行う。
会場に併設した販売スペースでは、ラムちゃん柄「クッションカバー」(2,625円)や音無響子、早乙女乱馬、犬夜叉のマスコットが付いた「ボールペン」(609円)のほか、「ローズオニール キューピー×限定ラム」(525円)、「うる星やつらエコバッグ」(1,601円)などの同展限定商品を販売する。
入場料は一般=1,000円、高校・大学生=700円。開催時間は10時~20時(最終日は17時閉場)。8月11日まで。
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