東急ハンズ銀座店(中央区銀座2、TEL 03-3538-0109)で8月25日、益子焼きのあり方を提案するプロジェクト「煮る、炊く、焼く。火の道具展」が始まった。
同展では、益子焼きの販売を手がける「やまに大塚」が中心となって益子在住の陶芸作家13人とデザイナー7組がコラボレートした約80アイテムのフードウエアの展示・販売を行う。客層は女性が中心。これらの商品を通して「新しい益子焼の姿や新しい食生活を提案する」(同展担当者)という。
展示作品は、少子高齢化や核家族化など現代の生活環境を踏まえた新しいライフスタイルや現代の食文化にふさわしい「食の道具」、「直火ができる食の道具」、伝統的に用いられてきた絵付けの技法を現代風に発展させた「陶器」、パフォーマンスを意識した「量産性のある商品」など。
デザイナー・大友学さんと作家・佐藤友美さんの作品「Y-nabe」(25,200円~)や、デザイナー・ハーズ・ショップ&デザインさんと作家・古賀賢二さんが手がけたドカンモチーフの「ドカン(やかん)」(16,800円)、デザイナー・ミヤケマイさんと作家・masaさん作の福を招く動物や魚がモチーフとなった鍋敷き(5,250円~)などが並ぶ。
営業時間は10時30分~20時30分。9月30日まで。