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京橋の画廊で石内都さん写真展-被爆遺品を撮った16点公開
(2008年12月17日)
ツァイト・フォト・サロン(中央区京橋1、TEL 03-3535-7188)で現在、写真家・石内都さんの作品展「ひろしまis」が開催されている。
1947年群馬県生まれの石内さんは、幼少期から大学入学までを横須賀で過ごす。写真家として活動するようになった1975年、母の旧姓「石内都」で作品を発表。これまでに数多くの個展や海外での活動などを行ってきた。
今年4月には広島の原爆で命を失った人々の被爆遺品を撮った写真集「ひろしま」(集英社)を出版。今回の展示では同写真集に掲載する写真を含め16点を公開する。同サロン代表の石原悦郎さんは「写真には抽象的にでも具体的にでも人を取り込むべきだと常々考えている」といい、今回の展示に対しては、「石内さんの作品に感じるヒューマニズムや戦争に対する思いなど『人』という残像にほれ込んだ」と明かす。
被爆者の衣服を写した作品に見られる絹織物の方が木綿より色が強く残るリアリティーについて、「被爆者の心情が表れるかのよう。戦争に対しての嫌悪感や、相手の国と戦うという人間が持つ感情について考えさせられる」(石原さん)。
石内さんは「初めて訪ねた広島には、その歴史の重さから誰しもが感じる固定されたイメージが横たわっていた。その不自由さから逃れて、私の撮る『ひろしま』は過去の負の遺産ではなく、今私とともに目の前に在るモノたちと共有している時間と空気を定着すること。63年を過ぎてなお在り続けるモノたちは何にも増して美しく悲しい。『ひろしま』は、本来の色彩を取り戻し、少なくとも私より永い明日のために、新たなイメージの広がりを見せてくれる」とメッセージを残す。
開催時間は10時30分~18時30分(土曜は17時30分まで)。日曜・月曜・祝日休廊。今月25日まで。
伊勢で原爆ドキュメンタリー映画「ヒロシマナガサキ」上映(伊勢志摩経済新聞)秋葉原で原爆シンポジウム-爆心地復元映像の上映も(アキバ経済新聞)「履き古した靴」を募集-国立国際美術館・展覧会の作品の一部に(梅田経済新聞)ツァイト・フォト・サロン
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