「落語」で映画の予告編-シネカノン有楽町で立川志の吉さんが挑戦

2006年9月に上映し人気を博した「フラガール」も上映する
©2006 BLACK DIAMONDS

2006年9月に上映し人気を博した「フラガール」も上映する ©2006 BLACK DIAMONDS

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 今年で5周年を迎える「シネカノン有楽町1丁目」(千代田区有楽町1、TEL 03-3283-9660)で3月21日より、「5周年記念ベストセレクション」と題し過去のヒット作や話題作を特別上映している。

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 上映するのは、ぺ・ヨンジュンさん初主演で韓流ブームを巻き起こした「スキャンダル」(2004年5月)、日本アカデミー賞最優秀作品賞や数々の映画賞を総ナメにした「フラガール」(2006年9月)、「誰も知らない」(2004年8月)、「パッチギ!」(2005年1月)など12作品。同館を運営するシネカノン(渋谷区)は「ここでしか見られない豪華ラインアップ」と太鼓判を押す。

 期間中、オープン時から現在までに上映された作品の予告編のみを集めた映像を劇場ロビーと併設カフェ「カフェ・ドルチェヴィータ」でも上映。ロビーでは全上映作品のチラシや監督・出演者のサイン入りポスター、オリジナルポスターなどの展示も行う。

 そのほか、3月28日には立川志の輔さんの一番弟子、立川志の吉さんが舞台に登場し、新企画「落語deナマ予告」を披露。韓国映画「スキャンダル」(2004年5月)、「オオカミの誘惑」(2005年3月)、「JSA」(2001年5月)、「スカーレットレター」(2005年5月)4作品の中から上映作品以外の3作品をそれぞれ本編上映前に20分程度で紹介する。

 「映画の予告編って、その映画の魅力を最大限に伝えて、でもストーリー展開とオチは絶対に言っちゃダメというもの。ストーリーを展開しオチを言って終わるのが落語。この真逆なことをこの度やることになりました~。(中略)映画の予告編を落語的視点から上映します。とは言っても私は落語家なんで映画のオチを言っちゃいそう…気をつけます」(志の吉さん)。

 シネカノンの李鳳宇社長は「当劇場が5周年を迎えるにあたり、ここで上映してきた作品を感慨深く、そして見つめ直すコトがとても大切な『儀式』だと考える」とコメントを寄せる。

 入場料金(1作品)は、一般・学生=1,200円、シニア・会員=1,000円。4月3日まで。

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