東銀座に屋台村を意識した飲食ビル-6業態6店舗で使い分け提案

晴海通りから少し入った道沿いの面した銀座新六ビル。目をひくカラフルな看板が目印

晴海通りから少し入った道沿いの面した銀座新六ビル。目をひくカラフルな看板が目印

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 回転ずしチェーン「廻転寿司まぐろ人」や「きちんと」「豊年満作」などの飲食店経営や店舗プロデュースを手がけるティーケーエスグループ(世田谷区)は3月6日、東銀座に6店舗が入店する銀座新六ビルをオープンした。

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 同ビルは地下1階~5階の6フロアから成り、総面積は130坪。6業態6店舗が入居する「屋台村を意識した」(「なんで、や」店長の長岡さん)飲食ビル。店舗構成は、地下1階=沖縄や鹿児島料理、黒豚を焼いた「焼きとん」を提供する「琉球薩摩料理まさかや~」、1階=沖縄料理や関西の「くし揚げ」を関東風にアレンジしたくしげと立ち飲みの店「なんで、や」と新業態の「イタリアンバールまるかみ」、2階=魚介をメーンに提供する「大衆酒場凧凧(はたはた)」、3階=宴会場にすしカウンターを併設する「凧寿司」、5階=カラオケボックス「カラオケ クータ」。別フロアにいても他フロアのメニューを注文することができ、「「1次会から3次会まで楽しめる」。

 オープンから約1カ月が経過した現在、利用客は銀座周辺の会社員やOLがほとんどで、男性客が8割を占め、リピーターも多いという。週末は「街が静かで客足が減る」が、金曜日を中心に平日は「まずまず」の出足。中でも、2階「大衆酒場凧凧」の「人気が高い」(同)とも。

 各フロアではランチ営業も行ない、地下1階「琉球薩摩料理まさかや~」では沖縄そば、鹿児島ラーメン、シナそばから選べ、ご飯が付くランチ(650円)などを提供。5階「カラオケ クータ」では、利用客の少ない昼時に、カラオケルームをビジネスランチで使用することができるオプションも用意し、松花弁当(1,500~1,800円)を購入し、部屋代を支払うことでレンタルルームとして利用できる(要予約)。

 長岡さんは「お昼はビジネスランチで利用し、夜は会議の後に来店いただく。ビルの使い方を理解し、用途に分けて1棟を楽しんでいただければ」と期待を寄せる。客単価は、1階=約1,500円、地下1階・2階・3階=約2,500円。

 営業時間は、「まさかや~」「凧凧」=11時30分~14時30分(平日ランチ)、17時30分~24時(金曜・祝前日=翌3時まで、土曜・日曜=17時~23時)、「なんで、や」=11時30分~24時(金曜・祝前日=翌4時まで、土曜・日曜=15時~23時)、「まるかみ」=11時30分~14時30分(平日ランチ)、17時30分~24時(金曜・祝前日=翌3時まで、土曜=16時~23時)、日曜定休。「凧寿司」=17時30分~24時(金曜・祝前日=翌3時まで、土曜=17時~23時、日曜不定休)「クータ」=18時~24時(金曜・祝前日=翌4時まで)。

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