博多の創作居酒屋「飯家くーた」、3店舗目で銀座進出果たす

店内は白と木材を基調にしたシンプルな内装で、居心地の良さをウリする

店内は白と木材を基調にしたシンプルな内装で、居心地の良さをウリする

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 九州の郷土料理と全国の旬の食材を提供する博多の創作居酒屋「飯家くーた」が6月3日、新橋演舞場近くに銀座店(中央区銀座7、TEL 03-6228-4930)をオープンした。運営は福岡市内で2店舗を構える「くーた」(福岡市南区)。

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 同店は1997年にオープンした大楠店(福岡市南区)、2006年の西中洲店(同中央区)に続く3店舗目。店名は自らも料理人として腕を振るう坪久田(つぼくた)社長の名字の一部「くた」と「食うた(くうた)」から名付けられた。

 「東京への出店時期はまだ先を予定していたが、好景気時に比べ設備投資に力を入れずに済んだ結果、(予定より)早い時期に出店がかなった」と坪久田社長。居抜き物件を利用した店内は白と木材を基調にシンプルに仕上げ、居心地の良さをウリにする。スタッフも福岡で腕を磨いたメンバーをそろえた。「お客さまとの距離が程よく近く親しみを持っていただければ」(店長の森本さん)。店舗面積は122平方メートル。席数は45席で、個室2室を設けた。

 「東京ではなかなか食べられない九州の食材を、素材を最大限に生かした調理法でお届けする」とアピールする森本さん。メニューは、ヤリイカ活造り(3,000円~)、自家製辛子明太子(900円)、あら料理(3,000円~)のほか、地どり炭火焼(1,200円)、馬すじの煮込み(900円)のほか、九州の梅酒(600円~)や幻の焼酎「森伊蔵」なども提供する。客単価は8,000円。

 銀座を出店先に選んだ理由について、森本さんは「日本で一番有名な街『銀座』。その銀座へのあこがれや挑戦といった気持ちがある」と話す。

 営業時間は17時~翌2時。

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