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俺のイタリアン、銀座に新業態「俺のフレンチ」-シェ松尾元総料理長も

シェ松尾元総料理長の能勢さん、ロオジエ元ソムリエの新宅さんらがスタッフに名を連ねる

シェ松尾元総料理長の能勢さん、ロオジエ元ソムリエの新宅さんらがスタッフに名を連ねる

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 新橋を中心に立ち飲みバール「俺のイタリアン」を展開するバリュークリエイト(中央区銀座8)が5月15日、銀座に新業態「俺のフレンチGINZA」(銀座8、TEL 03-6280-6435)をオープンした。

「牛ヒレ肉とフォアグラのロッシーニ~トリュフソースで~」(1,280円)

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 ブックオフコーポレーション(神奈川県相模原市)創業者・坂本孝さんが社長を務める同社。昨年9月に立ち飲みスタイルのバールに3つ星レストランなどで修業したシェフが常駐する「俺のイタリアン」1号店を開業し、新橋エリアを中心に5店舗を展開。高級食材などを使った料理をリーズナブルに提供するスタイルで話題を集める。

 同業態は、ミシュラン1つ星を獲得した実績もある高級フレンチ「シェ松尾・松涛レストラン」(渋谷区)の元総料理長・能勢和秀さんを中心に、フレンチシェフとの「縁があった」ことから企画。「フレンチ業態では、『俺のイタリアン』のようなスタイルの店はこれまでにない。フレンチ業態の革命になれば」(同社広報担当の岩崎さん)と出店に乗り出した。

 料理は能勢さんをはじめ、「シェ松尾・青山サロン」では総料理長を務めた布川鉄英さん、「ラ ターブル ド ジョエル ロブション」で料理の考案や技術指導を担当してきた飯田夢崇さんらが手掛ける。店長は、「ダイヤモンドダイニング」(港区)で統括部長として多業態の出店に関わってきた衛藤洋一さん。ソムリエは、現在休業中の3つ星店「ロオジエ」などでソムリエを手掛けてきた新宅明男さん。

 場所は銀座・金春通り沿い。1階と2階の2フロア構成で、店舗面積は約28坪。1階にはオープンキッチンと立ち飲み用テーブルやカウンター、2階にはドリンクカウンターとテーブル席を配置する。座席=25席、立ち席=50席。1階店内の壁面から天井にかけて、能勢さん、飯田さん、新宅さんの似顔絵を大きくペイントした内装も特徴。

 フードメニューは、「ウニトマトのムースジュレ寄せ~キャビアをのせて~」(1,500円)、「活オマールのロースト~富貴ワインソースで~」(1,280円)、「牛ヒレ肉とフォアグラのロッシーニ~トリュフソースで~」(1,280円)など。ボトルワインは110本を用意する(1,000円台~)。客単価は3,000円。

 予約を受け付ける2階席は「すでに7月までいっぱいの状態」という。「銀座は日本で初めてフレンチが定着した街。若い方には敷居の高い『高級フレンチ』への入り口として、これまで名店に足を運んでいた方たちには『それらに負けない味』を味わってもらえれば」

 営業時間は16時~23時30分。日曜定休。

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