銀座に外国人がメーンターゲットのホテル-「和」のテイストふんだんに

「ミレニアム 三井ガーデンホテル 東京」のコンセプトルーム「箔座 金箔ルーム」

「ミレニアム 三井ガーデンホテル 東京」のコンセプトルーム「箔座 金箔ルーム」

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 ミレニアム 三井ガーデンホテル 東京(中央区銀座5、TEL 03-3549-3331)が12月17日、グランドオープンした。

「ミレニアム 三井ガーデンホテル 東京」のロビーに設置された、キモノデザイナー・斎藤上太郎さんの作品

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 同ホテルは世界24カ国で130ホテルを展開するホテル運営会社「Millennium & Copthorne Hotels(ミレニアム アンド コプトーン ホテルズ)」と「三井ガーデンホテルズ」の初のダブルブランドであるとともに、「Millennium(ミレニアム)」の日本進出第1号店という位置付け。

 銀座四丁目交差点や歌舞伎座にも程近い好立地に位置し、敷地面積は約350坪で延べ床面積は約4060坪。

 東京エリアの三井ガーデンホテルにおける外国人宿泊客の比率が2014年(4月~9月)に2012年の同期間の約2倍となっていることなどを背景に、海外からの観光客や女性グループをメーンターゲットに設定。329の全客室を2人以上の宿泊に対応させた。

コンセプトは「『日本の粋、伝統・文化』といった日本の良さを伝統が息づく銀座の中心のホテルでの宿泊を通して主に訪日外国人に対してアピールする」。

 外観は「織る」(weave)の意味を込めた籠を編んだような和のデザインで、ロビーアートには「新進気鋭のキモノデザイナー」である斎藤上太郎さんの作品を採用するなど、随所に「和」のテイストを意識した作りとなっている。

全室天井高3メートルでバスルームをガラス張りにするなど、「開放感のある空間」を目指すほか、「ミキモトコスメティックス」とコラボした「パールルーム」、「箔(はく)座」とコラボした「箔座 金箔ルーム」の「コンセプトルーム」も展開する。

 三井不動産(中央区)アコモデーション事業本部ホテル事業部長の鴉田隆司さんは「2020年の東京オリンピックを控え、銀座は海外からのお客さまを迎えるためには絶好のロケーション」と自信を見せ、「当ホテルでの滞在を通して、伝統と新しさが融合する銀座という街の良さを感じていただければ」と話す。

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