国土交通省土地・水資源局が9月19日に発表した2006年7月1日時点の都道府県別地価調査(基準地価)によると、東京圏の地価は1990年以来16年ぶりに地価・商業地とも上昇した。
地域別では千代田、中央、港の3区の上昇が目立ち、3区合計で住宅地が前年比プラス17.8パーセント、商業地が14.2パーセントと上昇幅が拡大。
商業地での高額地点第1位は中央区銀座2の「明治屋銀座ビル」で、1平方メートル当たり1,900万円。これは昨年比26.7パーセントの上昇率で、同1,500万円(上昇率=15.4パーセント)だった昨年度から大きな伸びを示した。