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ギャラリーG8でセミトラ企画展-ウェブと現実をつなぐ作品や新作など

山口情報芸術センター「YCAM」展示したインスタレーション「tFont/fTime」。プロジェクターやテレビモニターにフォントが映し出される

山口情報芸術センター「YCAM」展示したインスタレーション「tFont/fTime」。プロジェクターやテレビモニターにフォントが映し出される

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 クリエイションギャラリーG8(中央区銀座8、TEL 03-3575-6918)で10月22日より、セミトラ展「ウェブから生まれるデザイン」が開催される。

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 2003年より活動を始めたクリエーター集団「Semitransparent Design」(セミトランスペアレント・デザイン、以下=セミトラ)は、デザイナー=田中良治さん、佐藤寛さん、柏木恵美子さん、デバイスデベロッパー=菅井俊之さん、プログラマー=柴田祐介さん、萩原俊矢さんの6人で構成。インターネットと既存のコミュニケーション手段を融合しながら新しいプロジェクトを次々と発表し、国内外の広告賞を多数受賞し注目を集めている。

 同展では、セミトラが山口情報芸術センター「YCAM」で昨年展示した「時間」と「フォント」をテーマにしたインスタレーション「tFont/fTime」を中心に、これまでに手がけたウェブ空間と現実空間をつなぐ広告作品や新作のウェブプロジェクトなどを紹介。

 インスタレーション「tFont/fTime」はYCAMよりスペースを縮小し展示するが内容は同じ。プロジェクター投影のほか、ターンテーブルを設置しレコード盤をスクラッチすることでテレビモニターに映し出されるフォントが変容する仕掛けで「音楽と同じようにフォントを再生する」という意味が込められている。

 同展広報担当の小高さんは「同所での展示は今回が初めて。新作は今まさに制作中で、セミトラの作品が多数そろう」と話す。

 11月15日(19時10分~20時40分)にはアートディレクター・葛西薫さん、アートディレクター・服部一成さん、セミトラによるトークショーを予定。要予約。

 開催時間は11時~19時。日曜・祝日休廊。11月18日まで。

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