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銀座に「白いバッグ」専門店-手縫い・着物帯地など全商品「白」で統一

代表を務める長島雄一さん。店名の「An ana-B」は長島さんの好きな「バナナ」から名付けたもの

代表を務める長島雄一さん。店名の「An ana-B」は長島さんの好きな「バナナ」から名付けたもの

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 手縫いバッグや着物バッグなど「個性派」作家によるバッグを「白」一色で取りそろえるセレクトショップ「An ana-B(アナビー)」(中央区銀座8、TEL 03-6215-6060)が11月、銀座・金春通りにオープンした。

「イロセ」によるキャンバス地バッグ

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 代表を務めるのは1976(昭和51)年栃木県生まれの長島雄一さん。昨年まで飲食業に携わってきたが、「価格競争になると大手にはかなわない」との思いを強めて退社。出版業と広告業に携わる友人と3人で「好きで一生懸命やれる仕事を」と共同出資し、長島さんが「たまたま好きだった」という「白いバッグ」を専門に扱うセレクトショップを開いた。

 銭湯「金春湯」(銀座8)隣に位置する路面店で、店舗面積は11坪。内装はしっくい調の白い壁に沿って什器を並べ、各作家の紹介パネルとともに商品を並べる。

 商品は、購入後2週間の「お試し期間」を設ける依田綾さんの手縫いトートバッグをはじめ、着物帯に使用する高級生地を使った「着物バッグ」、オーダーメイドバッグブラインド「ハネハンズ」の波根拓哉さんによるプレゼント用オーダーバッグ、兄弟デザインユニット「イロセ」による画材キャンバスを素材にしたバッグなど、全て「白」でラインアップしたセレクトが特徴。客単価は3万円~5万円。

 「真っ白なバッグからは製作工程での作り手の丁寧な作業が伝わってくる」と長島さん。「商品に関わっている作り手の思いも一緒に楽しんでもらいたい。汚れの目立つ白だからこそ大切に使ってもらえるのでは」とも。

 営業時間は11時~21時。

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