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銀座で「東日本大震災報道写真展」-報道機関32社から90点紹介

新聞社など32社が出展する「東日本大震災報道写真展」

新聞社など32社が出展する「東日本大震災報道写真展」

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 新聞社など報道機関32社が捉えた震災の情景を一堂に紹介する写真展「東日本大震災報道写真展」が6月28日、銀座コリドー街のギャラリー「銀座アートホール」(中央区銀座8、TEL 03-3571-5170)で始まった。

新聞などで見たことのある写真も含め、90点が一堂に

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 同展は、4月23日より日本新聞博物館(横浜市中区)で開催した同名展の巡回展。河北新報社、福島民報社など東日本大震災の被災地域の新聞社を中心に、32社による報道写真を一堂に紹介する。

 巡回展第1弾となる今回。主催は東京ニュース通信社(銀座7)で、「各社、記者の方々の活動を支援したい」との思いで日本新聞協会に申し入れ、直営画廊での開催が決定したという。

 会場では、地震および津波発生時に危険と隣り合わせで撮影した写真をはじめ、被害状況、被災者の悲しみ、懸命の捜索、救援・救護活動、避難所で生きる人々、原発事故の状況、復興への希望などを捉えた報道写真90枚が並ぶ。

 東京ニュース通信社番組センター局編集第二部部長の飯野芳一さんは「メディアの一端を担うものの社会的使命として、何かしら後押しができないかという思いがあった」と言い、開催について、「新聞の持つ大きな力を、写真展を通してお伝えできれば」と意気込む。「一人でも多くの方々にとって、被災者された方々をおもんばかり、支援の行動を起こすきっかけとなっていただければうれしい」とも。

 同展は今後、石川県、和歌山県を巡回。新聞博物館ではその後も巡回展示の希望を受け付けている。

 開催時間は11時~18時30分(最終日は16時まで)。入場無料。7月3日まで。

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