Ustream Asia(中央区銀座8)は3月1日、東日本大震災での世界からの支援に感謝を示す動画メッセージを募集・配信するプロジェクト「Japan. Thank You. アクション」を始めた。
「Japan. Thank You.」キャンペーンロゴは、銀座・中央通りにもお目見え
東日本大震災では、地震発生直後の一般ユーザーによる無断配信をきっかけに、TBSやNHKなどの災害報道テレビ番組がユーストリームに公式配信されることになった同社。マーケティング部・平山力さんは、この経験が「ユーストリームが注目されることにつながった」経緯を踏まえ、「映像配信サービスのプラットフォームとしての利便性を追求しながら、有事にはマスメディアを補完するサービスプラットフォームとして信頼を高めていきたい」と話す。
震災から1年を控え、観光庁などが取り組む「Japan. Thank You.」キャンペーンに「共感」して企画した。「映像ならではの表現力で、支援への感謝を世界に発信したい」との思いで、一般ユーザーを巻き込んだ参加型プロジェクトとして実施する。
プロジェクトでは、ユーストリームで録画された「世界から日本に差し伸べられた支援の手」に対する感謝を伝える動画メッセージを公募。集まった動画を一つにまとめ、特設サイトで発信する。
「表現方法は自由。個人でもコミュニティーでも構わないので、皆さんの『ありがとう』を伝えるメッセージをお寄せいただければ」と平山さん。併せて、「日本に住む人々からメッセージを収集する」学生ボランティアも募集している。
動画の募集期間は4月30日までを予定。