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銀座・和光、ショーウインドーデザインを初公募-最優秀作はアイデア実現も

現在は「兆」をテーマに武蔵淳さんがアートディレクションしたディスプレーを展開する和光本館

現在は「兆」をテーマに武蔵淳さんがアートディレクションしたディスプレーを展開する和光本館

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 「銀座4丁目」交差点、和光本館(中央区銀座4)のショーウインドーデザインの一般公募が5月3日に始まった。

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 東西南北に文字盤を有する時計塔を屋上に据えた和光本館は1932(昭和7)年6月10日、服部時計店(現・セイコーホールディングス)として完成。関東大震災の経験から、外装材は火災や地震を考慮して全て天然石で仕上げ、店内の壁面にはイタリアから輸入した大理石を使用。モダンボーイ、モダンガールでにぎわった昭和初期の銀座を代表する建物として知られた。

 1945(昭和20)年、マッカーサー元帥が率いた連合軍の進駐が始まると、建物はP.X.として接収。1952(昭和27)年に接収が解除されると、銀座4丁目の交差点に面した建物正面はショーウインドー機能を再開。「銀座の顔」として華やかなディスプレーで街を飾り、近年では子どもたちが作った人形のディスプレーや、人々から寄せられたメッセージ掲示、東日本大震災後には「何も飾らない」ディスプレーなど、「ショーウインドーの使い方そのもの」を見直す試みも展開してきた。

ショーウインドー再開から60周年を迎える今回、「ショーウインドーの未来をもっと明るくしたい」との思いでウインドーデザインを初めて一般公募。審査基準は「新しさ、未来を感じられるもの」「銀座にふさわしい表現であること」「美しい印象を与えられるもの」。テーマは自由で、プロ、アマ問わずウインドーのデザイン画、コンセプトなどのプレゼンテーションシートを受け付ける。

 八島治久さん、田中寛志さん、和光デザイン・広報部部長の武蔵淳さんなどディスプレーデザインを手掛けるデザイナーが審査員となり、最優秀賞1点、優秀賞2点、特別賞数点を選出。最優秀賞受賞作品は協議の上でウインドーディスプレーとしての実現を目指す。全作品は、本館6階「和光ホール」で開催するショーウインドー展「SHOW WINDOW SHOW 2012」で展示を予定する。6月2日~11日。入場無料。

 「皆さまのアイデア、ビジョン、技術、デザインで、『あなたが考える、未来のショーウインドー』を見せてもらえれば」(デザイン・広報部 広報アシスタントマネジャーの安西美幸さん)

 作品は郵送で受け付ける。詳細は和光オフィシャルサイトまで。5月31日まで。

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