松屋銀座（中央区銀座3、TEL 03-3567-1211）で10月25日より、地元の行列店など49店が出店する「GINZAの北海道展2012」が開催される。

六花亭とスカイショップ小笠原がコラボした「サクサクパイ新千歳発」（1個151円）

　銀座の百貨店で北海道物産展を開くのは松屋のみ。毎回限定商品を数多く取りそろえる人気企画で、9年目を迎える今回は「北海道の野菜を食べよう！」をテーマに展開。北海道産トマトをそろえたマルシェ、朝夕1,050円で販売する限定弁当、水産加工品、総菜、米、乳製品、スイーツなど、初登場7店を含めた49店が軒を連ねる。

　同展のみで展開する人気メニューで、高級トマト「シシリアンルージュ」を使ったヘルシースープが特徴の「シシリアンルージュのトマト麺」（901円、登別・望月製麺所）、北海道産野菜を素揚げしてカレーに載せた「北海道野菜カレー」（945円、栗山・レストラン蔵）などはイートインに対応。場内には飲食用テーブル18席を設置し、テークアウトした食品を食べることもできる。

　「目玉」は六花亭と新千歳空港で人気の「スカイショップ小笠原」がコラボした「サクサクパイ新千歳発」（1個151円）。サクサクしたパイ生地の中にハスカップクリームを詰めた商品で、今回が本州初上陸。札幌で人気を集める「チーズタルト」（5個入り1,050円、札幌・洋菓子きのとや）のほか、「白い恋人」（12枚入り741円、札幌・石屋製菓）、「マルセイバターサンド」（5個入り580円ほか、帯広・六花亭）などの定番も取りそろえる。

　今年6月にオープンした屋上イベント広場「ソラトニワ」では、「働く世代」をターゲットに特設ブースを用意。ブースではサッポロクラシック（350ミリリットル240円）、北海道の地酒（180ミリリットル199円～）、北海道のおつまみプレート（1,500円）を17時から販売。「会社帰り」の利用を呼び掛ける。

　「全館を挙げて」同展をアピールする同店。「松屋に足を運んでいただいたお客さま全員に北海道展を見てもらうのが目標」と松屋銀座本店販売促進部販売促進課の中野さん。「あらためて『北海道の良さ』を感じてもらえれば」と話す。

　開催時間は10時～20時（最終日は17時30分まで）。今月30日まで。