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東銀座にマクロビレストラン「G&V」-蒲田の料理教室が開業、夜はスクールも

陰陽五行思想をテーマに展開する店内

陰陽五行思想をテーマに展開する店内

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 マクロビオティック料理教室が、スクールとの二毛作で展開するレストラン「キレイ料理レストラン『G&V』」(中央区銀座3、TEL 03-6278-8577)が10月30日、東銀座にオープンした。

冷たい前菜3種

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 運営元は、Harimaya(大田区)。社長のはりまや佳子さんは1963(昭和38)年東京生まれ。編集者などを経てアメリカのクシ・インスティチュートキャリアトレーニングプログラム・レベル3を卒業し、インストラクターの資格を習得。2006年春から、大田区東蒲田の自宅で妹・朋子さんと一緒にマクロビオティック料理教室を主宰してきた。

 開講7年目を迎え、「教室は1年単位で受講生を募集する限られた市場。毎年定員を超える受講希望があり、お断りしている状態だった」と佳子さん。「より多くの人にマクロビオティックに触れる機会を持ってもらいたい」と拠点の拡大を決めたという。

 「足回りのいい」銀座での開講にあたって「料理教室だけの運営では難しい」ことなどから、レストランとの二毛作を発案。過去に教室で披露して好評を博してきたレシピを活用するマクロビオティックレストランで、シェフ、スタッフ、教室の講師も同教室の「卒業生」が担当し、「卒業生・在校生の夢をかなえられる場所」としてオープンした。

 場所は銀座東二丁目交差点の近くの路面。店舗面積は約20坪で、L字型カウンターのオープンキッチンスタイル。内装は珪藻(けいそう)土を塗った壁面、赤皮の椅子、水色のパウダールームなど、「陰陽五行思想」がテーマ。カウンター9席を含め16席を用意する。

 レストランは11時30分から18時までオープン。「食べて体の内側からキレイになる」をコンセプトに、オーガニックの穀物と野菜、発酵食品を使った「キレイ料理」を提供する。メニューはコースのみ。米麹甘酒を食前酒に、肉のような食感の車麩とキノコを使ったマリネ、モチっとした食感の雑穀「高きび」のローフ、有機キャベツ米粉で作ったタルトなど全8品で、価格は2,940円。ほかに有機ジンジャーエール(630円)、健康茶、麹カクテル(以上840円)などのドリンク類も提供する。

 19時から21時までは教室を開講。女性をターゲットに、佳子さんの料理教室のほか、「美」「健康」「ビジネス」に特化して「女子力アップ」を目指したセミナーを開催する。

 「オーガニック料理というと『茶色くて地味』という印象があるけれど、レストランではイタリアン・フレンチのエッセンスを盛り込んで見た目にもこだわった」と佳子さん。「マクロビオティックとは、生き方」と続け、「ナチュラルと手抜きは違う。G&Vを通して、楽しさやうれしさを積み重ねてそれぞれが持っている内側の美しさを引き出しながら、食べて元気に、見た目にもきれいにキュートに輝く女性なってもらいたい」と意気込む。

 レストランは月曜定休。

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