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「寺山修司の弟」森崎偏陸さん、銀座で自作みそと写真の展覧会

「寺山修司の弟」森崎偏陸さん

「寺山修司の弟」森崎偏陸さん

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 銀座のギャラリー「巷房(こうぼう)2」(中央区銀座 1、TEL 03-3567-8727)で 11月11日から、「寺山修司の弟」森崎偏陸(へんりっく)さん自作の「へんりっく味噌(みそ)」と写真を展示する「HENRIX 偏陸展」が開催される。

「HENRIX 偏陸展」に出展される花の写真

 偏陸さんは兵庫県淡路島生まれ。17歳で高校を中退し、家出。「演劇実験室・天井棧敷(てんじょうさじき)」に入団し、以降、寺山修司に師事。寺山の手掛ける舞台で音響・舞台監督・演出を、映画では助監督・記録を担当した。寺山の逝去後、1991年には寺山の母、はつさんの希望で、寺山修司夫人だった九條今日子さんと共に寺山籍に入り、寺山修司の義弟となった。

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 寺山修司の実験映画「ローラ」で客席とスクリーンの間を行き来する「生主演」は1974(昭和49)年から63歳の現在に至るまで続けているほか、ほかに三沢市寺山修司記念館の展示構成や「演劇実験室・万有引力」「唐組」などの劇団が上演する演劇のポスターデザインなども手掛ける。その半生は2009年に「へんりっく 寺山修司の弟」のタイトルでドキュメンタリー映画にもなった。

 「HENRIX 偏陸展」は自作のみその「展示」がメーン。もともと発酵食品に興味があり、鹿児島の麹と出合ったことがきっかけでみそを作り始めたという偏陸さん。今回は麦麹で作る「丹波の黒豆みそ」「ひよこ豆みそ」「千葉産のピーナツみそ」「大豆みそ」と米麹で作る「2年熟成大豆みそ」の計5種類(いずれも200グラムあたり1,000 円ほど、変更の可能性あり)を用意。来場者に食べ比べてもらい、販売も行う。みそを展示即売するため、食品衛生責任者の資格も取得している。

 「僕は昔も今もいろんなことに興味津々で、みそ作りもその一つ」という偏陸さん。「発酵するとどんどんおいしくなるのがみそ。失敗したと思って放っておいたみそが2年たったらすごくおいしくなっていたので『酒の友』と名前を付けた。ゆくゆくはサザビーズで美術品として1億円で売れないかなぁと思っているんだけど…」と冗談交じりに話す。

 「今回は色気漂う花の写真もじっくり見てほしい。五島列島のバラのような多弁のツバキ、佐渡ヶ島のハマナスの花、オクラの花の写真など、珍しい花もある。みそによく合うおいしい酒も用意して待っているので、ぜひ遊びに来てください」とも。

 開廊時間は12時~19時(最終日は17 時まで)。11月 16日まで。