松屋銀座(中央区銀座3)8階のイベントスクエアで1月16日、「山の幸 海の幸 山梨・静岡物産展」が始まる。
むらおこし特産品コンテスト最高賞と経済産業大臣賞を受賞した、イカ墨を練りこんだ黒い麺を使った海鮮風塩焼きそば「海賊焼」(350円)
昨年6月26日、ユネスコが山梨県と静岡県にある富士山を世界文化遺産に登録したことを記念し、両県の経済団体である商工会連合会と商工会が連携して開催する同展。「富士山の自然・文化に育まれた」食品や工芸品などを中心に両県の特産品を販売。山梨県から30社、静岡県から28社の合計58社が出展する。
山梨県からは「甲州ジャム『ゆずジャム』」(550円)、「五大の角ゆば」(1,155円)などが、静岡県からは、むらおこし特産品コンテスト最高賞と経済産業大臣賞を受賞した焼きそば「海賊焼」(350円)、「紅はるか干し芋」(200グラム=650円)、「誉富士純米酒」(1,050円)などが出品される。
イートインコーナーでは、山梨県の富士山の形にちなんでモヤシと焼き豚を盛り付けた「富士山盛ラーメン」(800円)、「甲斐サーモンと季節野菜の蒸しずし」(1,600円)、静岡県の「金目ダイ炙(あぶ)り丼」(2,100円)などを提供する。
会場では各日先着100人を対象に日替わりプレゼントを用意するほか、購買客に数量限定のプレゼントも。
16日には「山梨VS静岡 爆笑!ふるさと自慢トークショー!」と題した、山梨県出身の三遊亭小遊三さんと静岡県出身の春風亭昇太さんの2人の落語家のほか、地元テレビ局の女子アナも出演するトークショーを同館6階イベントスペースで開きイベントを盛り上げる。
同館販売促進部コンテンツ事業課の宮野宏史さんは「当館で初めての山梨県と静岡県の物産展。百貨店に出店するのは初めてという小さな店も含めて、全部で58という通常の物産展以上の出展数となった。どちらも東京から比較的近い県だが、意外と知られていない商品もたくさんある。この機会に両県の魅力を感じていただければ」と話す。
営業時間は10時~20時(最終日は17時30分で閉場)。今月20日まで。プレゼントやトークショーについての詳細は特設ページで確認できる。