全席に保温鉄板を備えた韓国料理店-野菜ソムリエがプロデュース

韓国串焼き・鉄板料理店「けなりぃ」店内の様子。店舗中心部に配置したオープンキッチンが特徴。

韓国串焼き・鉄板料理店「けなりぃ」店内の様子。店舗中心部に配置したオープンキッチンが特徴。

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 外食事業を展開するチキンスープカンパニー(本社=埼玉県熊谷市)は2月14日、みゆき通り沿いに同社初の店舗となる韓国串焼き・鉄板料理店「けなりぃ」(中央区銀座5、TEL 03-6226-0630)をオープンする。

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 同店は「食と美と健康」がテーマの韓国料理店で、野菜ソムリエの資格を持つ同社石崎弘美社長がプロデュースし、野菜を中心にしたメニューを構成。名前の由来は韓国で一般的に親しまれているという花「ケナリ(日本名=レンギョウ)」と「お客様に喜んでいただけるサービスを追及・こだわり続ける意味で『theory(セオリー)』を合わせ『KENARY(けなりぃ)』」(同社)とした。

 店舗面積は48坪、客席数は81席で奥にはブース席も備える。内装は店舗中心部に大きく取ったオープンキッチンが特徴で、ほとんどの客席から料理を作っている模様を見ることができる。店内は木を多用しオレンジ色を効果的に配置、温かみのある色調で構成したほか、エントランスドアの取っ手や階段などに「へら」を用い同店の料理スタイルを表した。

 「シズル感を出し、おいしさや野菜が多いということだけではなく目でも楽しめるように演出した」(石崎社長)というメニューは、キッチンで炭焼きされたものを各テーブルに設置された保温鉄板にサーブするスタイルの「韓国串焼き」、鉄板で焼かれたものを大きなへら「ちりとり」で席まで運んで提供する「鉄板料理」が特徴的で、ふんだんに野菜を取り入れている。

 メニューは、特製の辛みそに新鮮な鶏を漬け込んで炭火で焼く「けなりぃブルダック」(399円)、チヂミをスフレのように仕上げ、くし切りにしたトマトを丸々1個使用したソースをかけて食べる「けなりぃスフレジョン」(1,260円)、「20種類のチョレギと若布(わかめ)の塩ダレサラダ」(892円)、「純正胡麻油のレバテキ」(1,575円)、「コラーゲン純豆腐」(1,029円)など。プリフィクスのコースは5,250円から。

 アルコールは、新鮮な野菜や果物、ハーブなどを使って作るカクテル、ミクソロジーの「ヴェジタブル ミクソロジーカクテル」(892円)3種類、「けなりぃオリジナルフルーツマッコリカクテル」(787円)7種類、「健康素材のヘルシーサワー」(714円)4種類のほかワインや梅酒、焼酎やマッコリなども取り揃える。ディナーの想定客単価は5,000円。

 「韓国料理は焼肉だけではなく、野菜を多く使っている料理。女性にとって美しさを保つ秘密が多く、もっとたくさんの人に知ってほしい」と話す石崎社長は、「銀座に遊びに来る方や働いている女性は高感度で順応性の高い方が多いことから銀座にオープンした。女性にとっての隠れ家になれば」と意欲を見せた。同社は2店舗目、3店舗目のオープンも視野に入れており、「女性が多く集まる場所に出店したい」(石崎社長)としている。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時(14時30分ラストオーダー)、ディナー=17時30分~翌4時(翌3時ラストオーダー)。無休。

けなりぃ

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