「宗家 源 吉兆庵銀座本店」(中央区銀座7、TEL 03-5537-5457)は6月6日から、2階特設会場で「源氏ボタル観賞会」を開催する。
2004年にスタートし、今年で13回目を迎える同観賞会。昨年は、平日は会社帰りのビジネスパーソン、週末はカップルや家族連れなどが訪れ、1週間で約1400人が来場した。週末には200~300人が来場し、入場を制限するほどだったという。
例年通り今年も、前年の観賞会で産卵された卵を岡山県の自然の中で育てた「銀座生まれ岡山育ち」のホタル約500匹を観賞できる予定。会場では観賞客に梅酒「梅蛍」を振る舞うサービスも行う。
観賞会にちなんで同店各階ではホタルに関連した企画を展開。1階和菓子売り場には「和菓子でできた蛍」の装飾を同月中旬ごろまで設置するほか、和菓子「銀座の蛍」(249円、3個入り=810円、6個入り=1,620円)を販売。3階の「松濤 粋(しょうとう すい)」ではホタルをイメージしてかき氷にマスカット・スイカ・タピオカをちりばめた「幻蛍(まぼろしぼたる)」(1,296円)を、4~6階の日本料理店「銀座 松濤」では懐石料理「蛍が舞う頃」(1万2,960円)を6月限定メニューとして提供する。
宗家 源 吉兆庵銀座本店マネジャーの中原秀幸さんは「この催しはおかげさまで多くのお客さまに好評を頂いている。会期中にホタルは産卵の時期を迎えるが、その卵を岡山に持ち帰り、ホタルに合った環境の中で大切に育て、翌年にお披露目をするという流れを途切れさせることなく、この会を運営してきた。きれいな水辺でしか生息しないホタルたちに触れていただき、皆さまに感動や喜び、良い思い出をお届けできるように、今年もスタッフ総動員で頑張る」と話す。
鑑賞会の開催時間は18時~21時(最終日は20時まで)。入場無料。6月12日まで。