写真家・映画監督の本橋成一さん作品展-デビュー作から新作まで

チェルノブイリ3部作の「ナージャの村」から。

チェルノブイリ3部作の「ナージャの村」から。

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 写真家・映画監督の本橋成一さんのデビュー作から新作までを紹介する作品展「写真と映画と」が、「クリエイションギャラリーG8」(中央区銀座8、TEL 03-3575-6918)と「ガーディアン・ガーデン」(中央区銀座7、TEL 03-5568-8818)で開催されている。

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 本橋成一さんは90年代にチェルノブイリ原発事故の被災地を訪れ、被災地で生きる人々や風景を撮影した「チェルノブイリ3部作」と呼ばれる写真集「無限抱擁」「ナージャの村」(=写真)「アレクセイと泉」、ドキュメンタリー映画「ナージャの村」、「アレクセイと泉」などで知られる写真家・映画監督。写真では、「写真界の直木賞」と呼ばれる土門拳賞、映画ではサンクトペテルブルグ映画祭グランプリ受賞やベルリン国際映画祭ベルリナー新聞賞などの受賞経験を持つ。

 同展は、第一線で活躍する作家のデビュー作から新作まで、作家の全体像を紹介する「タイムトンネルシリーズ」の24回目。会場を2つに分け、クリエイションギャラリーG8ではチェルノブイリ3部作と、人間と自然の関係を捉えた新作の「バオバブ」を、ガーディアン・ガーデンでは東京綜合写真専門学校時代の習作や未発表作品、九州や北海道の炭鉱を捉えたデビュー作「炭鉱(ヤマ)」や、東京・築地の魚河岸を独自の視点で撮影した「魚河岸 ひとの町」などを紹介。

 同展に合わせ、トークショーなども開催されるほか、写真や映画、ドキュメンタリーに対する思いなどを本橋さんが語ったインタビュー小冊子も発売。開催時間は11時~19時(水曜は20時30分まで)。土曜・日曜休廊。入場無料。6月1日まで。

クリエイションギャラリーG8/ガーディアン・ガーデン

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